かつては20代で転職・休職を4回も繰り返していた著者が、双極症と向き合い、13年間休職せずに働き続けてきた経験から得た知識や対処法を凝縮。
著者が所属する、復職・再就職支援の現場で実際に使われているプログラムをアレンジした「双極トリセツ」。
過去の出来事や気分の波を振り返りながら、自分自身を深く理解することができます。
著者だけの視点ではなく、専門家や当事者によるコラムも掲載。
多角的な視点から、双極症と仕事について理解を深められます。
私たちの医療現場では、薬や生活指導の範囲にとどまり、仕事については”無理をしないでください”という話にまとめてしまいがちです。しかし、松浦さんが仰るように、双極症と上手くコントロールしながら働くには、自らの”双極トリセツ”が必要と思います。
産業医
佐々木 規夫氏
理想論ではなく、双極症とうまく付き合うのは簡単ではないというリアルなメッセージ性も感じ、だからこそ一人で戦わず、支援に頼る背中を押してくれる一冊
精神科医・産業医
井上 智介氏
第4章の「双極トリセツ」をつくるは、具体的に気分の波を可視化する工夫が書かれていました。とても参考になると思います。訪問看護で利用者さんとも活用してほしい内容です。
訪問看護ステーションみのり・統括所長
小瀬古 伸幸氏
セルフケアは日常にどう落とし込むかが大事かつ難しいところだと思いますが、松浦さんが試行錯誤されてきた具体的な内容がたくさん書かれていて当事者でない自分もとても勉強になりました。
株式会社Awarefy 代表取締役
小川 晋一郎氏
双極性障害の当事者による体験談だけでなく、病気と付き合いながら学んださまざまなライフハックが詰まっているところが、強みだと感じました。
『休養の地図』著者
くっぺ氏
特典1
働く中での躁うつ症状と対処法152
特典2
双極トリセツワークシート
監修者プロフィール
高江洲義和
琉球大学 大学院医学研究科精神病態医学講座教授
2004年 東京医科大学卒業。同附属病院にて臨床研修
2011年 東京医科大学精神医学講座助教
2013年 東京医科大学精神医学講座講師
2018年 杏林大学医学部精神神経科学教室講師
2021年 琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座 准教授
2024年8月より現職