双極はたらくラボについて

双極はたらくラボについて

双極はたらくラボは「双極症(双極性障害)で働くヒントがみつかる」がコンセプトのWebメディアです。

双極症は自分ではコントロールできないほどの躁状態とうつ状態を繰り返す病気であり、それによって「継続的な就労が難しい」と感じている方が多いのが現状です。

また、双極症の方が周りの方と上手く関係を築きながら長期的に安定して働くための情報が乏しく、短期間で不本意な転職を繰り返してしまう方も少なくありません。

双極はたらくラボは当事者の方々にとって働き続けるためのヒントや気づきを提供するとともに、周囲の方にも役立つ情報をお届けしていきます。

編集長のあいさつ

私は27歳の時に双極症と診断されました。それまでは気分が高揚する時を「元気で調子がいい時」と捉えて仕事をやり過ぎてしまい、その後に気分が大きく落ち込むという失敗を重ね続けていました。

現職のリヴァ(双極はたらくラボ運営会社)は新卒入社から数えて5社目の会社。前職まで2年以上継続して勤められたことがなかったのですが、双極症に対する理解を深め、働く中で私なりの工夫を凝らし、また周囲のサポートも得ることで、継続勤務13年目(2024年3月現在)を迎えることができています。

私は新しいことへのチャレンジ精神が旺盛で、「社内で新規プロジェクトや新規事業をいくつも提案するものの、軌道に乗せる前に頓挫させる」ということを繰り返していました。そんなある時、リヴァ代表からの「双極症の当事者としての松浦さん自身の経験や得たことを、もっと発信したらいいんじゃない?」というアドバイスを受けます。

それを機に、私はTwitter(現X)の実名アカウント(@bipolar_peer)で情報発信を開始。日々の体調や困りごとへの対処などについて、飾ることなくつぶやき続けた結果、「双極症」と「働く」という狭い分野での発信であるにも関わらず、1万人を超える方にフォローしていただくなどの反響がありました。

これは私にとって大変ありがたいことでしたが、一方で、まだまだ双極症に関する情報が社会に不足していることの証拠のようにも感じられたのです。

そこで改めて考えたのは、

「双極症当事者の、より多様な生き方や働き方に関する情報を収集し、必要とする人に届けていきたい」

「個人の取り組みでなく、組織の業務として取り組むことでコンテンツの質を上げ、継続的な情報発信ができるのではないか」

ということでした。

そして1年をかけて、上司や同僚に「『双極症』と『働く』に特化したWebメディアの構築と運営」に関するプレゼンテーションを行い、承認を得て、2021年の世界双極性障害デーにあたる3月30日の公開に至ります。

双極はたらくラボを運営する双極事業部(株式会社リヴァ)では、「働きたいと望む双極症の人が自分らしく働ける社会の実現」というビジョンのもと、Webメディアだけでなく、様々な取り組みを進めています。

具体的には、

・就労状況に関わらず、幅広い方にご参加いただける「双極症と働く」をテーマにしたオンラインのトーク会『双極はたらくトーク』

・離職している双極症の方に特化した就労移行支援『双極はたらくチャレンジ(現在、準備中)』

・就労している双極症の方向けに、働く困りごとの解決を目指す「双極はたらくオンライン』

など。

これらの取り組みを提供することで得られた知見も、双極はたらくラボを通じて皆さまにお届けしていきます。

今後も一層のご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

双極はたらくラボ
編集長 松浦 秀俊

開設3周年を機にリニューアル

2024年3月30日。

早いもので双極はたらくラボが公開されてから丸3年が経ちました。

公開後には多くの反響をいただき、記事や動画には沢山の当事者や専門家の皆さまにご出演いただきました。この場を借りて、心からお礼を申し上げます。

読者の方にとって必要なコンテンツとは何か。そう考えて情報をお届けしてきましたが今一度、中身を整理してお届けする必要性を感じていたため、Webをリニューアルしました。

今回のリニューアルでは、デザインからコーディングに至るまで全てを編集部が手掛けたため、私たちにできることが増えました。

世界双極性障害デーであり、双極はたらくラボの開設日である3月30日のタイミングに合わせて公開しましたが、さらなる改善の余地もあるため、これで完成するものではありません。

皆さまからのご意見を取り入れつつ、より使いやすく、必要な情報にアクセスしやすいサイトを目指して、継続的にアップデートを行っていきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

双極はたらくラボ
副編集長 山口 恵里佳

ロゴに込めた想い

ロゴタイプには可読性の高いオーソドックスなフォントを使い、アクセントとなる「ゆらぎ」と「差し色」を入れたデザインとしました。ゆらぎは「気分の波」を、オレンジと水色の差し色は「躁とうつ」をそれぞれ表現。

また、ゆるやかな曲線で「はたらく」の文字をつなぐことで、「双極はたらくラボ」が人々の連帯を生み出す様子を表しています。

※「双極はたらくラボ」は、株式会社リヴァの登録商標です