精神科臨床の向上を目指す総合学術誌『精神科臨床 Legato』の2024年4月号に、双極はたらくラボ編集長の松浦が参加した座談会が掲載されました。
●2024年4月号(Vol.10 No.1)p.4~p.11
●Round Table Discussion:当事者とともに気分症のリカバリーについて考える(司会)渡邊衡一郎/(出席)坪井貴嗣/松浦秀俊/ゆま
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精神科医療で目指すべきゴールとして「リカバリー」という概念が知られるようになっている。リカバリーのなかでも、症状の改善を指す「臨床的リカバリー」は治療者が主体的にかかわって目指していくものだが、「社会的 リカバリー」や「パーソナルリカバリー」は個別性が高く、当事者の希望に寄り添って目指していく必要がある。実際のところ、うつ病や双極症の当事者はリカバリーについてどのように考え、治療者に何を望んでいるのだろうか。
今回の座談会では、医師と当事者による、診察室では語られない本音のディスカッションが行われた。