眠れない、体が重くて起きられない、食欲がないなどの症状が続いたので、病院に行くことにしました。
うーちゃんが病院の中でもメンタルクリニックを選んだ理由は、ネットで調べたときにうつ病の可能性があると分かったからです。
主治医に症状を伝えたところ「うつ病」と診断されました。
それから2年後。
引越しをして病院を変えた際に新しい主治医から「散財したり仕事で急になんでもできるような気持ちになったことない?」など躁状態に当てはまるような質問をいくつか聞かれ、「イエス」と答えたところ「双極性障害」という診断に変わりました。
双極性障害はうつ状態と躁・軽躁状態を繰り返します。うつ病との大きな違いは、躁・軽躁状態があることです。
躁状態では、
などの症状が現れます。
うーちゃんのようにうつ状態のときに受診する人も多く、初めはうつ病と診断されることもあるため、主治医にしっかり自分のエピソードを話すことが大切です。
うつ状態で受診すると、うつ状態の話に焦点が当たります。躁・軽躁に心当たりのある方は、「やる気に満ち溢れて寝なくても平気になる期間が続いた」など、うつ状態になる前の状況を具体的に伝えてみましょう。
躁・軽躁状態を症状と認識していない方は、双極性障害という病気があることを知るところから始まります。うーちゃんは主治医きっかけで知りましたが、「うつ病なのかもしれない」と思ってネットで調べたときに「双極性障害」という病気もあることに気づけるかどうかがヒントになると思います。
[監修/青木弘達(公認心理師)]
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双極症での働き方に悩む方へのヒントが詰まった一冊です。ぜひお手にとってご覧ください。
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熊本県出身・名古屋市在住。双極性障害についての解説や双極あるある漫画をTwitter(@souutsu_usagi)にて掲載中。自身も寛解を目指して闘病生活を送る。