もし双極性障害の社員がいたらどう接する?大手資産運用会社で実施した社員向けセミナーをレポート

もし双極性障害の社員がいたらどう接する?大手資産運用会社で実施した社員向けセミナーをレポート

公開日:2024.3.1
最終更新日: 2024.3.29

2023年12月7日(木)、日興アセットマネジメント株式会社様の社内セミナーに、双極はたらくラボ編集長の松浦が登壇しました。

その様子をレポートします! 

セミナーの背景

日興アセットマネジメント株式会社様では、サステナビリティをあらゆる企業活動の中核に据えています。環境・社会・ガバナンス(ESG)の要素を投資運用プロセスに取り入れ、社員の多様性とそれを受け入れて活かすこと(ダイバーシティ&インクルージョン D&I)を大切にし、地球環境の保護に尽力しています。

この一環として、12月3日の国際障害者デーに合わせて障害理解のイベントを開催。

身体障害者に関するイベントは過去に何度か実施したものの、精神障害を知る取り組みは、ほとんど行っていないそう。

双極性障害について学び、ともに働くためには何が必要なのかを知る機会を設けたいという想いのもと、セミナーを実施しました。

当日のアジェンダ

セミナーの内容

セミナーは会場とオンラインのハイブリッドで開催。海外の社員にもお届けできるよう、同時通訳もあり、会場・オンライン合わせて70名近くの方が参加されていました。

最初に、松浦がセミナーの目的について説明することからスタートしました。

今回は

の2点です。

本編に入る前には、参加者の「気分・体調」「参加目的」を簡単にペアでシェアするチェックインを実施。

参加目的として多く上がったのは、「双極性障害について知らないので学びたい」という声でした。

次に、松浦の自己紹介と、双極性障害の概要についての話へ。

双極性障害にはⅠ型とⅡ型があること、躁とうつの症状例などをお伝えしました。

続いて、松浦の自分史を紹介。実例を伝えることで、より深く双極性障害を理解してもらう意図があります。

自分史の後は、具体的な現在の病気への対処・工夫を紹介しました。

最後に、企業が双極性障害の方への対応するときに大事な点を伝えて、本編が終了しました。

双極性障害の部下に対する上司の接し方や話し方、対応方法のポイントについては、以下記事でも紹介しています。

講義後の質疑応答の時間では、「自分も波があると感じるが、双極性障害かそうでないかの判断は?」「双極性障害かもしれない部下に、どう声をかけるといい?」「病気を公表していて、周りから言われて嫌だった言葉、嬉しかった言葉は?」といった質問をいただきました。

研修終了後には、会場参加の方々で双極性障害について意見交換する様子も見られました。

参加者の声(一部ご紹介)

非常に内容が興味深く、また、今後病気をお持ちの方と接する際の参考になりました。

普段聞けないことや、当事者の方の心理状況なども知れてとても勉強になりました。

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