仕事は「6割」で合格。こだわりは捨てよう。ー双極症ならではの働き方【波の下の豊かな海へ】

公開日: 2026.7.6
最終更新日: 2026.7.3

双極症Ⅱ型の当事者であり、現在は会社員として働いている夏井晶子さんによる、連載コラムの第6回です。
第2回から、「双極症ならではの働き方」と題して、双極症×働くに関するコラムを複数回に分けてお届けしています。

前回までの記事はこちら
連載「波の下の豊かな海へ」

双極症ならではの働き方-仕事は「6割」で合格。こだわりは捨てよう。

皆さんこんにちは、夏井晶子です。

今日は、私なりの仕事量を減らすコツをご紹介したいと思います。

双極症と診断された頃、私の体調は最悪でした。

何日も続けて会社を休み、お風呂に入るのもベッドから体を起こすのも億劫。

そんな生活を立て直そうとしたとき、今の自分にとって一番大切なのは「健康と体力」だなと痛感しました。

なんとか職場に戻った私は1週間、どんな仕事に何時間使ったかを書き出して、働き方を見直すことにしました。

とても面倒ですが、一度書き出してみると「これはこんなに時間をかける必要はなかったな」という気づきが結構あります。

例えば、「パワーポイントの見栄えをちょっと良くする」、といったささやかな仕事のこだわりは徹底的に辞めました。要は、そんなことよりも「健康と体力」の方が大事、と決めたのですから。

 

└ベランダでミニトマトを育て始めて3年目。今年は沢山実がなっています!

 

また、以前の私は「周囲の人が残業していて帰りづらいから何となく一緒に残業する」ことがありました。

これに関しても周囲の人の目よりも「健康と体力」の方が大事と決めたので、部下を置いてでも帰るようにしました。

当初は心情的に割り切るのが難しい点もありました。

ただ、たまたま子育て中で時短勤務のメンバーが周囲に多かったことから、「みんなが子どもを育てるために時短で帰るように、私は自分を療養するために早く帰っているんだ」と自分に言い聞かせるようにしました。

 

└初挑戦のブラックベリーも少しずつ色づいてきました。

 

また、当時は毎月の目標を決めてノートに書いて毎日見ました。そこに、例えば「仕事は6割だけやる」と書くのです。

そして、「ああ、今月も予定の6割しかできなかった…」と落ち込むのではなく、「予定通り6割に抑えられた!えらい!」と自分を褒めてあげるようにしたのです。

毎日見ていたノートにどんなことを書いていたかは、また次回ご紹介しますね。

夏井晶子

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