
私じゃないとできないことがある 48歳女性・双極性障害Ⅱ型/ADHD(正社員)
双極性障害と付き合いながら働く方々の仕事や困りごと、働く工夫をコンパクトにまとめてお届けする「はたらく工夫 #ショート 」。
今回は発達障害児の福祉施設で指導員として勤務されている、おふとんだいすきさんです。

プロフィール おふとんだいすき
・48歳女性
・発達障害児の福祉施設で指導員(正社員)として勤務3年
・双極性障害のことを職場にはオープン
お仕事の内容を教えてください

放課後や夏休みに子どもを預かり、療育を行いながら余暇の時間の居場所づくりをする仕事です。正社員として働いて3年目で、双極性障害のことはオープンにしています。
今の働き方に至った経緯は?

福祉系の大学を卒業してからは事務職の仕事を転々とした20代でした。30代になってからは福祉系の仕事の事務職として働き、40代から児童指導員をしています。
学生結婚で学生の時に子どもを生んでいるので、子育てしながら働く時期もありました。
20代前半でうつを発症し通院。今から9年前、買い物を沢山してしまうなどのエピソードから双極性障害に診断が変更。また、4年前にADHDの診断もされています。
今の仕事の困りごとは?

①時に身を削るようにして働いてしまう
役に立ちたいという気持ちがあり、子どもが大好きで仕事のアイディアも湧きやすい。力を注いでしまう自分を嫌いではないが疲れてしまいます。
②「明らかにハイテンション」と上司から指摘される時がある
病気はオープンにして働いていて、職場で理解してもらえてはいます。体調が崩れて有休を使い切った年があり、その時に軽躁状態を上司に指摘されることが…。有り難い反面、申し訳ない気持ちになりました。
金銭面での苦労は?

収入は多くありませんが、今の職場はホワイトな環境だと思います。
残業代は出ないのでそもそも残業がありませんし、収入面は納得しています。
旦那さんの収入もあるので生活するには困りません。
お金を使うことは苦手ですね 汗。
働く上での工夫は?

①調子が良くても通院を欠かず、薬を飲み忘れない
②体調の悪い時には正直に伝え、遅刻させてもらう
③働ける時は楽しくても無理なくセーブする心を忘れない
④双極性障害のことをオープンにして理解者を増やす
⑤病気の体験を生かす
精神的な辛さをもっている子どもの対応が仕事なので、他のスタッフから当事者の一人である私に質問をされることがあり、「役立っている。私じゃないとできないことがある」と思えます。
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