クリエイティブ仕事(漫画)と双極性障害 – 双極はたらくヒント探し #01

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部が双極はたらくラボに還元されることがあります。

解説コラム

はじめまして。まいです。

私は29歳の時に双極性障害Ⅱ型と診断されました。それを機に、自分に何が起きているのかを客観的に観察するため、4コマ漫画をSNSに投稿し始めました。

当初は日によって誤字脱字が増えたり、水彩絵の具の塗り方にムラがあったりと、気分に影響されて漫画の完成度はまちまち。ただ、キャラクターのデザインを簡略化してセリフも少なくすることで、日々の制作ハードルを下げ気分が落ちていても描き続けられる工夫はしていました。

躁や鬱を繰り返しながら漫画を描き続けていると出版社の方の目にとまり、「書籍を出しませんか」と声をかけていただきました。昔から漫画家になるのが夢だったので、「チャンスは今しかない」と挑戦。そして無事、2019年に『まいちゃんの双極取扱説明書 そう&うつなあなただってきっと大丈夫。』(合同出版)を出版できたのです。

その後も、働き方や休日の過ごし方に関する漫画をSNSに投稿し続けていますが、継続させるためには自己管理が重要。

例えば、何時間も続けて作業していると躁のスイッチが入りやすくなるため、こまめに休憩をはさむ。躁期になるとSNSへの投稿が増え、読者の方に「最近、投稿が多いです」と心配されたこともあったので、今では投稿の予約機能を使ったり、いったん作業を止めるようにしています。

鬱期にはイラストなしの文字だけの台本を作ることで気分転換をしてみたり、その日できることを最低限取り組んだりしています。これらの工夫で躁と鬱の波をうまく乗りこなしながら、締め切りを守ることができています。

私は長時間一人でいると気分が落ち込むので、アルバイトを週3日しています。結婚を機に転居したため近くに知り合いがいないことが不安だったのですが、仕事を通して人間関係を構築できたことで悩みは解消されました。

躁転したときには転職するという傾向もあります。現在の職場でも転職が頭をよぎる時はありましたが、その都度、主治医に相談することで対処できています。

以上が私の自己紹介です。

この連載「双極はたらくヒント探し」では、私が「双極はたらくラボ」の記事を読んだりイベントに参加することで見つけた働くためのヒントを漫画でお伝えしていきます。

これから、よろしくお願いします。

双極性障害で働くヒントを

関連記事一覧