
【漫画】転職を繰り返す 双極性障害トーク会- 双極はたらくヒント探し #02


解説コラム
「双極はたらくラボ」の記事やイベント参加で見つけた双極性障害の方の働くためのヒントを漫画でお伝えする「双極はたらくヒント探し」。
今回は、5月に開催されたイベント「双極ワーク(オンライン)」の体験レポートをお届けします。
このトーク会は「働くヒントが得られる」「第1歩を踏み出せる」「気持ちが楽になる」そんな場になることを目指して開催しているそうです。
開催頻度は月1回土曜日、時間は午後13時からの2時間程度です。ビデオ会議ツールを使ってオンラインで実施していて、参加は無料ですが事前予約が必要です。詳しくは説明ページをご覧ください。
今回私は「長期的に継続して働くためのヒント」を見つけるために参加しました。昔からアルバイトがなかなか続かず、躁転するとすぐ転職してしまう傾向があるので、双極ワークで何か得るものがあればいいなと思い参加を決めました。
はじめに、アイスブレイクで自己紹介をしました。参加者の勤続年数や、雇用形態、抱えている問題も様々でした。
トーク会では、一人7分程度の持ち時間で各自のテーマに沿って話を進めていきます。お話をうかがう中で、働くための工夫やストレスの発散方法などを教えてもらえました。
人に話すことで自分の抱えている悩みが明確化され、どうやって対処したらいいのかを具体的に話せたのは貴重な体験でした。例えば、1年ごとに区切りを作り目標を設定することや、何がストレスになって軽躁症状が出るのかを自己分析するといった対処法はすぐにでも生かせそうです。
また、自分の悩みに答えてもらえるのもとても嬉しいのですが、同じ障害を持っているからこそ共感してもらえる安堵感があり、そこに双極ワークというトーク会の魅力がぎゅっと詰まっているなと感じました。
「でも、いきなり参加するのはちょっと…」という方は見学もできますので、まずは申し込んではいかがでしょうか。
私は参加しなかったのですが、トーク会の後に30分ほど自由交流をしたそうです。プライベートの過ごし方や出産についてなどの話題が挙がったそうで、雑談ができるのもいいなと思いました。「育児と仕事を両立している当事者の女性に特化した双極ワーク」などがあればいいなとも感じました。
双極性障害とは一生かけて付き合わなければいけないと思っています。だからこそ、どうすれば社会と繋がりながら生きていけるのかを模索する必要があると感じます。
今回のトーク会を通して、継続して働くためのヒントをもらうと同時に、いま自分がやっている工夫が間違っていないのだという自信ももつことができました。これからも無理はせず、自分にできる範囲で工夫をしながら働いていこうと思います。
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イラストレーター・漫画家
1988年生まれ。29歳の時に双極性障害Ⅱ型と診断され、休職期間中に日々の記録を漫画で描き始める。現在は寛解し、仕事をしながら作品づくりをしている。著書に『まいちゃんの双極取扱説明書』(合同出版)がある。